豊田空間デザイン室

日々のこと
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『死都ブリュージュ』

updated: 2009年5月24日

ローデンバック「死都ブリュージュ」(千夜千冊…第1巻  6.時の連環期)
<死都>という言葉は、観光都市<ブリュージュ>にとって暗く悲しいイメージになっているかも知れない  ボクが旅行で訪れたのは学生の頃で、秋で観光客も少ない落ち着いた時期ではあった。当時この本は知らず、また標題のような感じはしなかったが、、。
だが、この本が書かれたのは19世紀末、文庫本の表紙には次のようになっている。
「沈黙と憂愁にとざされ、教会の鐘の音が悲しみの霧となって降り注ぐ灰色の都ブリュージュ」