豊田空間デザイン室

住宅

吹抜土間+OMソーラー


<設計趣旨>
旧街道に面した元商家の建て替え。敷地、建物共に広くゆったりしています。
奥行の長い長方形プランで、緩勾配の片流れ屋根に一部OMソーラー集熱パネル設置のため越屋根を載せています。玄関を入ると南側は奥まで幅広のタイル土間が続き、手前でL字型に北へと抜けていきます。土間は居住スペースLDKと外部とのバッファローゾーンとなり、夏の日射を和らげ冬季はタイル面に蓄熱した暖気が上がり、さらに床暖房も合わせて快適性を確保。また2階までの全面吹抜でダイナミックな空間です。
LDKは土間と一体のワンルーム空間ですが、床は15CM上げてフローリング貼り。キッチンとダイニングテーブルを同じ高さで揃えてすっきりさせています。北面はリビングからダイニング・キッチン収納まで連続した造作が心地良さを演出。
土間の2階はスノコをコの字型に設けてぐるりと回遊出来、一部インナーバルコニーを設けました。
奥には緩やかな曲線階段がアクセントになります。
南西側外観③道路側外観夕景南西側外観夕景玄関より土間を見るリビングからダイニングを見る土間からキッチンを見るリビングボードダイニングボード1F土間見返し玄関ホールのドア飾り棚玄関ホール玄関ホール見上げ玄関上部スリット窓曲面階段筋交と曲面階段2階の土間上部より奥を見る2階廊下の収納棚-1
2階土間上部より見下ろし2階廊下2階吹抜越に廊下を見る2階階段降り口土間上部を見上げ-2寝室東面を見るコントロールパネルロフトからの見下ろし模型(道路側)模型(東南側)模型(1F)模型(2F)模型(ロフト)

  • 建築地:京都府
  • 敷地面積:296.82㎡
  • 床面積:145.35㎡
  • 構造:木造在来工法
  • 規模:地上2階
  • 竣工:2019年