生活がおいやられた家 [大改造!!劇的ビフォーアフター] 2003年7月放送
都内の建物が密集した市街地でのリフォームで、以前は板金工事店だった部分がそのまま残っており、一人暮らしの60代の女性の生活は不便を強いられていました。土間スペースが仕事場兼住宅の出入口のため、物置の中を通って高い段差を上がって、奥にキッチンや水場があります。洗面所も無いため、ダイニングに直にトイレや浴室が面しています。9坪程度の広さだがリフォームでは段差を緩くし、キッチンを道路側の明るく通りの気配が感じられる所に配置。家族が大勢集まっても座れるように大テーブルとベンチ式の椅子を作りました。ワンルーム空間としながらも、水廻りとはポリカの引戸で緩やかに仕切り、狭さは感じられないようになっています。また、かつて使用されていた工具や座卓等を家族の思い出となるよう再利用しました。
◆雑誌掲載「大改造!!ビフォーアフター」 芸文社