豊田空間デザイン室

日々のこと
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「千夜千冊」

updated: 2008年1月17日

若い頃から割りと読書は好きな方だったはずだが、この数年あまり読まなくなってしまった。しかし、色々な書物に関わっていきたいという思いはいつもあったように思う。 
ただ、読書ではないが、松岡正剛氏のウェブ「千夜千冊」は時折気になって、適当に興味のある本のページをつまみ食いのように読んではいた。これが本にでもなるといいのにと思っていたら、実は1年ほど前に全7巻のしかも1冊が分厚い辞書並みの厚さで出版された。しかしながら、数年読書から離れてしまっていたのでどうしようか迷っていたら、最近その「虎の巻」と称したダイジェスト版が出て、早速読んでいる。
氏の言葉を借りれば、本は誰もがいつでも読めるが読書によって何を経験したのかはわかりにくい。案外身についていないのではないかと言う。それを古今東西の広大無辺の知を結ぶ体系として再編集したそうである。
ということで、1,000冊を超え実際は1,144冊分をまとめた全集を読んでみようと思っている。目標としては全集を読むのは2~3年かもしれないが、その原本まで全て読むのは10年がかりかもしれない。それでも3日に1冊のペースである、、。下記のようにチェックしていくのがこれからの楽しみである。