豊田空間デザイン室

日々のこと
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『ンゴーニという楽器』

updated: 2015年1月6日

バンジョーの祖先と言われているが、「ンゴーニ」というアフリカの弦楽器。楕円形の木の表面にヤギの革を貼り、棒状のネックに4本の弦を張っただけの実に原始的、素朴な楽器である。実物は見たことがないのだが、、。

 楽器の音色とリズム、メロディーは民族性と一体のものといえるが、「バセクー・クヤーテ」は西アフリカはマリのこの楽器の名人。 このアンサンブルを聴いていると、訪れたことはないが現地の風土や人々の営みを想起させる。 ジャズの合間に時々アフリカ系の音楽を聴くこともあるが、旅をしなくても郷愁を感じる風景が思い浮かび、心地よい時間が流れていく。