何やら叙情的なタイトルだが、地鎮祭で東武動物公園まで行った帰り、少し寄り道して上野で「コロー展」を観た。暑い一日だったが、コローの絵の時が止まったかのような静粛さと、空気や水にさらさらと溶けていくような透明感のある(ちょっと表現が難しい)風景画に引込まれた。 私の拙い感想などより次の説明がもっと相応しい言葉だろうと思うので、引用してみる。・・・「霧のかかったような」曖昧模糊とした淡いソフトフォーカスの画面のように、確固とした像を結ばずに漂っていると言えるだろう・・・