宮脇さんの「旅の手帖」
3年近く前に出版されたのだが、購入したのは最近になってから。 氏の旅好きは知られているが、この本の前書きによると、「空いている時には手を動かしていないと不安になるからか、とにかく旅に行けば何か描きものをしている。」とある 自分もそうかもしれないが、建築家は貧乏性なのである。
旅行用のショルダーバッグにはカメラだけでなく、スケッチブックやこだわりの筆記用具類、コンベックスなど等が入っていたそうだ。 具体的な道具類が写真入で紹介されていて、どんなものを使っていたのか気になるものにとっては興味を感じさせる。
こういった本は一気に読むよりは、文庫本などとともに持ち歩き、観て刺激を受けつつ和んでいる。