「日本の家は木と紙とでできている」と言われるが、紙とは障子と襖のこと。 障子は片面に紙を貼り、光を通し風と視線を遮り、主として外部との境に用いられた。襖は両面に幾重にも紙を貼り重ねて、視界の遮断と多少の遮音性もあり、間仕切りに用いられた。