豊田空間デザイン室

住宅

変形敷地を生かした家

敷地は横浜みなとみらいを眺望出来る高台に立地している。敷地面積はそれ程余裕が無い上、変形敷地のため配置には工夫を要したが、その形状を逆手に取って変化に富んだデザインとなるように工夫した。全体の構成は北側のゾーンと南側の27度角度を振ったゾーンとが正面道路側に対して開き、奥では交差するプランである。外装材はガルバリウム鋼板で北側がシルバー、南側が紺色でコントラストを付けた。内部もその角度のずれが空間に視線の変化をもたらしている。1Fのリビング・ダイニング・キッチンは開放的なワンルームとし、リビングは吹抜、階段もオープンで部屋と一体としてインテリアに取り込み、広がり感を演出した。予備室として地階多目的室を設け、主に御主人の書斎として使用している。