土地形状や建築制限などで、平面的広がりの確保が困難な敷地。半地下からルーフテラスまで含めて6層構造にし、容積を最大限に確保。各スペースの緩衝機能及び動線の中心とした斜めの階段が、シンボリックな存在に。内外とも「和」のイメージにしました。1階LDKは床を紫檀のフローリング、壁は珪藻土塗り。フルオープンサッシを開けると奥行き感がでる。中2階の変形和室はリビングを見下ろせると同時に上部も見え、開放感のある空間をつくりあげました。 [掲載誌] 田園都市生活