海を眺望する急傾斜地に建つ二世帯住宅。前面道路が高いため2階からアプローチとなり、リビング・ダイニングと水廻り及び親世帯の部屋を配置。2階はバリアフリーの設計でスペースに余裕を持たせてしています。
傾斜地で砂地盤のため、地盤改良をした上に基礎と擁壁を兼ねた鉄筋コンクリート造とし、木造との混構造としました。
外張りによる高断熱・高気密工法にコンクリートの畜熱層を設け、省エネと全室温度差の少ない快適な環境です。
外観は黄土色の土壁風仕上げとこげ茶色の板貼りで構成し、上下に広々としたウッドデッキを設けました。
内部もテラコッタタイルと無垢の杉板フローリング、サンドベージュの塗り壁やインド砂岩を貼り、リゾート風のインテリアとなっています。
◆雑誌「住まいの設計」掲載